●「Youメッセージ」「Tメッセージ」
フィードバックでは,主語が「あなた」のYouメッセージと「わたし」のIメッセージをうまく使うと効果的です。一般に,Youメッセージには押しつけられる窮屈さがあり,Iメッセージには柔らかに受け止められ,自主性を発揮しようとすることにつながるという印象があります。
Cのエクササイズの妥当といえる解は,@「そうすべきではないと(わたしは)思います」A「(わたしには)やる気があるように見えませんでした」B「(わたしには)責任逃れのように思われます」C「(わたしには)熱意を感じられません」D「感動的な発表でした」(この場合はYouメッセージもよい表現です)E「大変努力した結果だと(わたしは)思います」(「能力」のように所有より,「努力」のような「こと」を認めると次のチャレンジにつながります)F「大変だったと聞いて(わたしは)気の毒に思う」G「そういう仕打ちをされて,わたしはとても悲しい」。
IをWe(わたしたち)に変えたWeメッセージにすると,「わたしたちとあなたで一緒にそれを実現しよう」という連帯感や仲間意識を醸成するメッセージになるでしょう。
Dのエクササイズの妥当といえる解は,@「慎重で堅実」A「作業ははやい」
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