のことであり,それぞれのステップを確実に踏み,成果につなげます。
まず職場の方針・目標を確認してから計画を立て,それを実行するために部下に仕事を割り当て,指示・命令し,意欲を持って業務ができるように動機づけをし,その結果を計画と対比して検討・評価・是正処置を確実に行うことです。そこから得た知識や経験を次の計画にフィードバックすることで,マネジメントの質は向上していきます。PlanとCheck・Actionはこのように全体の効率アップと仕事の質の向上のために行うものです。
◆ 継続的なPDCAの実践によるレベルアップ
このPDCAサイクルは,現在,国家的プロジェクトから,企業全体の事業活動,職場の小集団活動まで,大小さまざまな組織レベルのマネジメントの運用に取り入れられ,活用されています。
PDCAのサイクルは,すべての仕事に適用すべきものです。個々の仕事はもちろんのこと,継続的なPDCAの実践で,業務全体のレベルアップを図っていく必要があります。職場の作業単位のPDCAとしてなら,朝その日の作業計画を立て(P),それに従って作業をすすめ(D),うまくいかなかったところがあればその原因をチェックし(C),次の日はうまくいくように改善する(A) ―― という手順をとることになります。
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